Vol.110 「小さなことに大きな愛を込める」
昨日、ベトナムから成田に帰着。
ターンテーブルで、トランクを取るときに、驚いた。
荷物がきちんと並んでいて、かつ全ての取っ手がこちらを向いている!
ベトナムでも3度、ターンテーブルで荷物を取る機会があったが、かばんの並びが雑、取っ手がたまたまこちらを向いているものもあるが、これは偶然。
要は、ターンテーブルの上に載っていればOK、取る人が一番取りやすい状態に置く感覚はない。
「微差」だが、これが出来る裏には、深い文化の裏付けがあると知った。
生活者も良いサービスに慣れているからこそ、「微差」に感動する。
コンパスウォーク、ご利用者さまに掛ける言葉の端々に、人生の先輩を敬う「敬意」が込められているから、心地よい空間が生まれる。
レストランカシータ、テーブルには、お客さまの名前が書かれたウェルカムカードがある。
初めてのお客様には「いらっしゃいませ」、二回目以降のお客様には「お帰りなさい」と書かれている。
アクティブ感動引越センター、現場のスタッフが、よくお客さまに声を掛ける。
「お疲れじゃないですか?」「お手伝いすることありませんか?」「必要があれば、いつでもお声掛けてくださいね」
ぬくもりの創造が理念の長坂養蜂場。
送っていただいた商品の段ボール箱、留めてあるテープ、端っこが少し折り込まれていて、廃棄のためにテープを剥がすときに、本当に楽だ。
これらの裏には、いずれも深い企業文化がある。
「微差」を生み出す文化を大切に育もう!
「大切なのは、
どれだけ大きなことをするかではなく、
小さなことに
どれだけ大きな愛を込めるかです」
(マザー・テレサ)