Vol.116 「経営は思想哲学である」
頑固にも二種類ある。
「思想・哲学」と「かっこ付けたい思い込み」。
松下幸之助翁や稲盛和夫先生が、「経営は思想哲学である」と語られているが、経営支援を40年行い、まったくその通りと臥龍も納得している。
「思想」とは、ものの見方を練り上げ、結晶化したもの。
「哲学」とは、ものの考え方を練り上げ、結晶化したもの。
松下幸之助翁の「宇宙観」、「宇宙は常に生成発展している」からは、宇宙に行き詰まりはない、行き詰まりと思うのは、活路が見えていないだけだと教えられた。
また「人間観」、「人は、まことに偉大にして崇高なる存在である」からは、人間は可能性の塊と教えられた。
稲盛和夫先生の「敬天愛人」、「その事業は、社会に善なるものか、私心なかりしか」からは、大切な意思決定指針を教えていただいた。
大げさに語っても、「普遍性」のない「思い込み」では、小人には通じても、達人を動かすことは出来ない。
達人を動かすリーダーだから、大きな事業が成せる。
Q.あなたの「人生経営」における「思想哲学」は何ですか?