Vol.122 「一丁目一番地を揃えるリーダーが必要」
先日、ある新聞社の方とお話していて、「一丁目一番地」が話題となった。
国政で何が一番のテーマか?
政治家も官僚も、国のためを思ってはいるが、皆、テーマが違う。
ベクトルが合っていない。
戦後の復興期、「所得倍増論」が、国民も巻き込みベクトルが合っていた。
テレビの向こうに見えた、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、車などが揃った憧れのアメリカの家庭生活を手に入れるために所得を倍にしよう!
あるいは田中角栄の時代、「日本列島改造論」が一世を風靡した。
今、そういう「一丁目一番地」を提示し、ベクトルを合わせる表現力を持った政治家がいない。
これは企業においても同じ。
従業員の頭の中の、「一丁目一番地」を揃えるリーダーが必要だ。
Q.あなたは、あなたの担当部署のスタッフの頭の中の、「一丁目一番地」を揃えていますか?