Vol.139 「あてがわれキャスティングと勝ち取りキャスティング」
臥龍は、舞台を観るのも好きだ。
今年は、今のところ、「ラブ・ネバー・ダイ」「ウィキッド」「ボニー&クライド」などのミュージカルを中心に8本。
配役のことを「キャスティング」という。
企業も劇団、一人ひとりに配役が当てられている。
でも二つのタイプがある。
「あてがわれたキャスティング」と「オーディションで勝ち取ったキャスティング」。
前者には「やらされ感」、後者には「高揚感」がある。
Q.あなたの一度しかない人生、どちらで生きたいと思う?
仮に「あてがわれたキャスティング」であったとしても、「自分の人生劇場」の中でどういう意味がある「役柄」かを、自らの意思で再設定することが大事だ。
臥龍、25歳のとき、経営コンサルティング会社に入社したが、あてがわれたキャスティングは、ビジネス手帳の営業マン。
「なんだ不本意」とぐちる道もあったが、幸い臥龍は、「日本一の成績を出したトップセールスマン」になれば、将来、以下の看板が出せる可能性があるとイメージした。
「日本一の営業成績を叩き出したトップセールスマンが教える“実践セールスマン講座”」
すると自分事になって、結果、日本一の営業成績を出すことが出来た。