Vol.146 「人とはそういうもんだ。気楽に行こうぜ!」
卒業アルバムで、真っ先に探すのは、自分の写真と名前。
人は自分に関心がある。
逆に言えば、他人への関心はどうしても低くなる。
これは仕方のないこと。
ここから学ぶことは二つある。
1. 他人はそれほど貴方のことは注視していない。
だから「失敗したらどうしよう」「悪く思われたらどうしよう」「嫌われたらどうしよう」と過剰に思うことはいらない。
2. 他人は自分のことを一回では理解しない。
だから「ちゃんと言ったのにやってくれない」「私のことを無視した」と過剰に思う必要はない。
相手が動いてくれるまで「伝える」ことだ。
「伝えた」と「伝わる・伝わった」は違う。
「人とはそういうもんだ。気楽に行こうぜ!」というハンドルの遊びはあった方が、人間関係の事故は少なくなる。
自分だって、自分に一番関心がある。人間だもの。