Vol.61 「リーダーになるとは、何を手にするチャンスなのか?」
リーダーに就任する方に、臥龍がお伝えすることがある。
グループはただの群れだが、チームには達成すべきミッションや目標がある。
各演奏者が勝手に演奏して、感動的なシンフォニーになればいいが、99%そうはならない。
指揮者が、うるさく注意し、鼓舞し、導かなくてはならない。
では、指揮者が嫌われ者になるかといえば、そうはならない。
「リーダーになるとは、嫌われ役を演じても嫌われ者にならない、そういう人格を磨くチャンスをいただくこと。感謝しかない」(臥龍)
もっといえば、社長は、幹部候補生の段階で、嫌われ役を演じても嫌われ者にならない、そういう人格磨きの機会を創ってあげねばならない。
リーダーを拝命してからだと、挫折をしてしまう危険性がある。