Vol.64 「転職はいいが、それはどちらのタイプ？」

全然人が辞めない会社にも二タイプある。
本当の意味での良い会社と居心地のいい仲良しクラブ。
後者は、危機の荒波が来たら危ない。
そういう意味では、経営者は少しの離職でへこむ必要はない。
が、多すぎる離職は問題だ。
その場合は、「真因把握」を行い、「真因対策」に備えよう。
転職にも二タイプがある。
自分の本来やるべきことが見つかっての前向き転職と後ろ向き転職。
後者は、逃げクセ転職ともいう。
ちょっと嫌なことがあると辞める、ちょっと困難なことに出会うと辞める。
この逃げクセが付くと、一生上昇ラインには入らない。
この怖さを社会人一年目にしっかり伝えておくのも愛情だ。
個人的な話題で恐縮だが、臥龍の家が貧乏だったのは、父親の逃げクセが大きな要因だった。
その反面教師があって、臥龍は、経営コンサルタントの仕事を４０年以上続けている。