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Vol.96 「決断筋を鍛えよう!」

リハプライムの小池修さんの言う「決断筋」、鍛えれば鍛えるほど強くなるという例えは、秀逸だ。

一般的に、日本人の脳内筋肉の中で、この「決断筋」は世界最弱で、それが「スピードの遅さ」に繋がっている。

今、時価総額の高さが話題になっている日立を再建した川村隆氏の「ザ・ラストマン」(角川新書)から、ご紹介する。

『会議で結論を出すには、ポイントがあります。「時間を区切る」ことと、「情報不足の状態でも、必ず決める」ということです。(中略)「必ず決める」に関しては、「結論はトップダウンで決める」という原則を持つことがまず大事でしょう。』

『日立の改革の牽引役を担えたのは、「意思決定したことを、実行できた」という、ごく当たり前の理由からでしょう。』

『経営者に限らず、ビジネスは日々決断と実行の連続です。(中略)この基本的なプロセスを経ていく力は、経営者になれば養えるものではありません。(中略)経営者になる前から、さらに言うなら社会人になったときから、徐々に養っておくべきことだと思います。(中略)自分の意思で、正しいと思う道を選ぶ。つまり、自分の人生を切り開くためのカギとして私は活用しています。』

『日本人はチェック(C)、改善(A)は得意ですが、プラン(P)と実行(D)は弱い気がします。プランと実行にスピードがないので、PDCAのサイクルがうまく回らないのでしょう。』

『語弊を恐れず言えば、大抵の改革は、スピードさえあれば何とかなるものです。先手を早く打てるというだけでなく、撤退あるいは修復にも早く着手できるようになるからです。』

Q.「経営者になる前から、さらに言うなら社会人になったときから、徐々に養っておくべきことだ」から見て、貴社での「スピード感を鍛えるルール」は明確ですか?

臥龍ファミリーに推奨している「48時間ルール」を紹介する。
⇒ https://e-garyu.info/mana/rule.html

ご参考になれば、幸いだ。

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